Brazeのカタログ機能は、追加開発なしで外部データ(商品情報など)をCSVで取り込み、メッセージに動的に差し込める機能です。技術的なハードルなくパーソナライズされたレコメンドを実現できます。本稿ではカタログの特徴・CSV準備・インポート手順・Liquidでの差し込みまでを解説します。
Brazeのカタログ機能は、追加の開発が不要で、マーケターが技術的なハードルを感じずに使用できます。外部データを簡単に取り込み、リアルタイムで更新可能なデータベースをBraze内に作成することで、パーソナライズされたメッセージを簡単に作成できます。多様な業界で活用でき、顧客との効果的なコミュニケーションをサポートします。
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Brazeのカタログ機能は、CSVファイルなどで外部データを簡単に取り込み、それらの情報をメッセージに動的に挿入できる機能です。この機能が追加される前は、ユーザーの非属性情報などの外部データは、Brazeから外部データベースを参照する必要がありましたが、カタログによってデータベースとしてBrazeの中に持たせておくことができるようになりました。商品データベースとの連携に必要な開発が不要で、商品情報を差し込んだパーソナライズメッセージングキャンペーンを効果的に実施することができます。
カタログ機能を使用することで、製品情報、サービス詳細、コンテンツメタデータなど、さまざまな種類のデータを一元管理できます。これにより、マーケティングチームは必要な情報に簡単にアクセスし、キャンペーンに活用することができます。
カタログデータを活用することで、ユーザーの興味や行動に基づいて、高度にパーソナライズされたメッセージを作成できます。例えば、ユーザーが最近閲覧した製品カテゴリーに関連する商品をレコメンドしたり、ユーザーの好みに合わせたコンテンツを提案したりすることが可能です。
カタログデータは定期的に更新することができ、最新の情報を常にキャンペーンに反映させることができます。これにより、在庫状況や価格変更などのリアルタイムな情報を含むメッセージを配信することが可能になります。
カタログ機能の大きな利点は、技術的な知識がなくても簡単に利用できることです。マーケターやコンテンツ管理者は、CSVファイルを使ってデータをアップロードするだけで、カタログを作成・更新できます。
CSVファイルを作成する際、各行に一意のID(識別子)を設定することが必須です。このIDは、特定のアイテムを参照したり、更新したりする際に使用されます。
今回は、アパレルの商品データ100件をカタログで入れるためのデータをCSVで作成しました。項目は下記の通りです。
最大500フィールド(列)/フィールド名は最大250文字/ワークスペース単位でCSV合計最大100MB(弊社環境で約2万件相当)/最大フィールド値5,000文字/ヘッダーは文字・数字・ハイフン・アンダースコアのみ。プロ版にアップグレードすると最大CSVサイズが2GBまで対応可能です。自社のプランが無料か有料プランかは、Brazeの管理画面からカタログページのストレージ詳細画面で確認できます。
Brazeの管理画面>データ設定>カタログ>新しいカタログを作成 からCSVファイルをインポートします。インポートするデータは、文字列、数値、ブール値、時刻のデータ型に対応しています。これにより、さまざまな種類の情報を柔軟に取り込むことができます。
ただし、以下の点に注意が必要です。
カタログ名を設定する際は、英語・数字・ハイフン・アンダースコアのみ使用できます。また、カタログ作成後にカタログ名は編集できません。
CSVファイルをアップロードした後は、すべての列と行が正しく入力されていることを必ず確認してください。データの整合性を保つことで、効果的なキャンペーン運用が可能になります。
Brazeの管理画面から直接、または追加のCSVアップロードでカタログデータを簡単に更新することができます。これにより、最新の情報を常にキャンペーンに反映させることができます。例えば、製品の価格変更や在庫状況の更新などを簡単に行うことができます。
カタログデータを活用して、メッセージを高度にパーソナライズすることができます。
Brazeのメッセージ作成画面の「個人用設定を追加」から、カタログアイテムを選択し、対象のカタログ、カタログアイテム(最大3つまで)、表示する方法を設定し、Liquidで動的に挿入することができます。これにより、ユーザーごとに最適化されたコンテンツを提供することが可能になります。
今回は、新作のTシャツの入荷を案内するプッシュ通知を作成します。プッシュ通知のメッセージには、商品名と金額を表示させます。
今回メッセージに挿入したLiquidのソースコードは下記の通りです。
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カタログデータを使用したメッセージを作成した後は、プレビュー機能を使って実際の表示を確認することができます。また、テスト配信を行うことで、実際のユーザー環境でのメッセージの表示を確認することができます。本番前には必ずテスト配信を行い、間違いがないか確認するようにします。実際に作成したプッシュ通知をテスト配信したところ、正常にメッセージが表示されました。
以上、Brazeのカタログ機能について説明しました。この機能を活用することで、マーケターは技術的な障壁を気にすることなく、高度にパーソナライズされたキャンペーンを展開することができます。データの集約、リアルタイム更新、柔軟なメッセージング機能を組み合わせることで、顧客エンゲージメントを大幅に向上させることができる便利な機能です。
追加開発なしで、CSVファイルなどの外部データ(商品情報など)をBraze内に取り込み、メッセージに動的に差し込める機能です。商品データベースとの連携開発が不要で、パーソナライズしたレコメンドを実現できます。
カタログ機能の利用に開発は必要ですか?不要です。マーケターやコンテンツ管理者がCSVファイルをアップロードするだけでカタログを作成・更新でき、技術的な知識がなくても利用できます。
無料版のカタログにはどんな制約がありますか?最大500フィールド(列)、フィールド名は最大250文字、ワークスペース単位でCSV合計最大100MB(弊社環境で約2万件相当)、最大フィールド値5,000文字などの制約があります。プロ版にアップグレードすると最大CSVサイズが2GBまで対応可能です。
カタログのデータはどうやってメッセージに差し込みますか?メッセージ作成画面の「個人用設定を追加」からカタログ・アイテム・表示するフィールドを選択し、生成されたLiquid(例:)を本文に挿入します。
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